とある実験2
時速60kmの車から手を出すと、風圧でおぱいの感触が楽しめるという。 「というわけで気持ちよくなりたい実装、この指とまれー!」 「デッスー!」 志願してくれたのは比較的小奇麗な野良実装。 下半身をひん剥いて、鉄パイプに針金で取り付ける。 でもって、高速道路走行中の時速60kmの車から、進行方向に股間を向けて外に出す。 エアおぱいならぬエアコック実験だ。 はじめ風圧に「デベベベベベ」と翻弄されていた実装石だったが、股間に集まる風の塊の存在に気が付くと、 積極的に股を開いて風を感じ始めた…走り屋と違う意味で。 実装の横につけた集音マイクからは「♪デヒッ ♪デヒッ」と気味の悪い嬌声が上がっている。 |
なぜだかイラッときたのでアクセルをもうひと踏みで時速70km。 「デフフフフフゥォォォォン」と間違った洋ピンみたいな声をあげる実装石。 さらに加速で80km。「ォォォォォォォォォォ」と絶頂が止まらない様子。 車線を追い越し車線に移して一気に時速100kmにする。 さぞ気持ちよかろうと思ってみれば、なぜか「デゲェェェ ブベェェェ」と尋常ならざる声がする。 危険覚悟で横を見ると、実装石の股間からあふれた糞が、風圧で下に落ちずにそのままこびりついていた。 まるで前方に向かい槍のように盛り上がった糞を突き出す実装石。 いきんで切り落とそうにも、ひり出した糞が風圧で総排泄孔の中に戻ろうとして力が込められない。 その間も暴力的に股間を刺激する風。 …こりゃあ、ほっといて糞が千切れ飛んだら、後続車にとんでもない被害が出るぞ… その可能性に急に思い至った俺は、ミラーの中に車影が無いことを確認すると、一気に次のSAまで向かうべく、 アクセルを全開で踏み込んだ。 |
車の中に引き込む考え? やだよ車内が糞まみれになる。 時速120km…ダブルエアおぱい速度で、とうとう実装石の口から糞が逆流を始めた。 マイクからも「デゲロップリプリプリ ペボ ベピピピ」と悲鳴なんだか排泄音なんだかわからない声が聞こえる。 時速140km…そろそろ車体も振動を始める速度だ。 「デゲィィィィィィ エアアアアアア!!」 ことさら大きい悲鳴が聞こえたので一瞬だけ視線をくれると、どうやら四肢が風圧に負けて千切れ飛んでいったらしい。 相変わらず見事な糞山は股間にこびりついており、まるで蛆実装のようなシルエットをかもし出していた。 そのままなんとかSAに滑り込む。 隅のほうのスペースに止めて実装石を見れば、四肢も服も頭巾も千切れ飛んで、 かろうじて髪だけ残ったダルマ実装になっていた。 口からも股間からも糞を溢れさせて、まるで糞の槍に貫かれたかのような実装石。 胴体部分を握ってやると、上と下から糞をしごき出してぐったりとしてしまった。 |
「ええと、大体結果もわかったからもう開放してあげるね」 「デデェ!?」 どこからか飛んできた粉塵を股間に浴び続けたせいか、しっかり緑に染まった両目で俺を見上げる実装石。 「まあ、SAは餌も多くて過ごしやすいというし、幸せにな」 「デデーェ! デデーェ! デェェェン デェェェン」 なごりを惜しむべく大声で泣き続ける実装石をその場に残すと、 本来の目的である、ほうとう鍋の店へ向かうべく、俺はアクセルを踏み込んたのだった。 |